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FRPマスクに装飾を入れ始める。

 

マスクの表面処理をしていましたが、形の大きな変化があるわけではないので
しばらく更新しませんでした。

しかし、とても膨大な時間がかかります。
まだまだ磨きはやっと半分くらいです。

面処理がだいたい終わり、次は細かな傷の処理に移っていくわけですが、
その前にマスクに凹装飾を加えていきます。
 
 
それと他のパーツも並行して作っていました。


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新ベースマスク。

 

新作のベースマスクを抜いていますが、
ポリ型から抜くのが久しぶりなので離型の際に
本体を壊してしまったり、あるいは型を壊してしまって
修正しなければならなくなったりと大変です。

なんとかギリギリの抜けこうばいですが、
だんだんとコツを思いだしてきました。

離型剤の量であったり、ポリの厚みであったり、
硬化のタイミングであったりと複合的な要素です。


このベースマスクはショー用のマスクとして完成させますが、
それ以外にも個人が利用してオリジナル品をつくれるように
ベースマスクとして外部にもだしていこうと考えています。

このマスクに興味のある方、あるいは過去に製作したベースマスクが
ほしい方は下記アドレスにご連絡ください。

outstudio@excite.co.jp

ヒーローマスクの型を磨く、

 
さて、新作のヒーローマスク頭部を再開します。

ネジでがっちり固め、しばらく放置していたわけですが・・・



バッチリです!

継ぎ目もぴったりでヒケによる変形もまったくありません。




ただ抜きの際にかなり苦労して原型と型に沢山の傷をつけてしまいました。

なのでそれを修正していきます。

綺麗にあっさり抜けていれば必要のない作業ではあったのですが、
最悪、抜くことができず、原型も型も破損などという状況を考えれば
全然ラッキーな方です。

今週中には型抜きして複製品をつくるつもりでいきます!


ヒーローマスク型取り完了


昨日のマスク型からの離型ですが、なんとか抜くことができました。

一部、ゲルを塗るときにハケを動かしすぎたせいなのかもしれません。
ポリが食いついている部分がありますね。


かなり離型に苦しんで型も原型も傷をつけてしまいました。


そして反対側も型取りです。

 
そして、また抜けません!!

 
苦労してなんとか抜けましたが、
一回目よりもかなりきつかったです。


最初よりもかなり傷だらけです。

今回の反省点として、一層目のゲルは硬貨を少し遅めにし、
2層目からは硬貨を速くする。
これをしておけばもうちょっとすんなり離型がうまくいった
のではないかとおもいます。

以前、同じ離型剤を使って抜いた時はあっさり抜けていたので
今回は油断していたのかもしれません。


2回目、型取りで離型に苦しんだのが
はっきりとわかる原型の痛み方ですね。



さて、今回製作したポリ型は末永く使っていくつもりでいます。

これから一週間くらいFRP型は縮小し、形もどんどん反り返ってきます。
抜きっぱなしにしておくとラインも微妙に歪んできますので、
原型を中に入れてがっちりネジで固定して一週間から10日ほど
この状態で放置します。

少しの間お仕事で出かける為その間更新ができないと思います。
ヒーローマスク原型、型取り開始

 
型取りを開始します。

 
片面にFRPを貼りこみました。

基本的にシリコンを使わなくても抜ける形であれば
FRPで取ったほうが圧倒的に綺麗です。

昔からそれは人から聞いて知っていたんですが、
最初は実感がなかったです。

数年前に同じ原型をシリコン型とFRP型の両方で取ってみて
圧倒的にFRP型の方が面が綺麗に抜けるということを確信しました。

(但し通常の造型屋がやっているようなやり方の場合です。
シリコンを型に大量に流し込むような取り方ならシリコンでも
問題なく綺麗に取れると考えられます。)


 

とりあえず半面取って一旦離型させてからもう半面取るのですが、

困りました・・・型から外れません!!

基本的にFRP型は離型に苦しむことがよくあります。
信用のある離型剤を使っていますのでポイント的に
くっついているのだと思うのですが・・・・

プロフィール

HN:
内田伊久
性別:
男性
P R