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硬質ウレタンで実験的にマスクを製作。

 
熱で型おししたパーツを使ってどんなものが作れるか実験的にやってみました。

基本的に遊びですので仕上げまではやりません。


ベースの形はこんなです。


クラッシャーをイメージする部分で切り離します。


クラッシャーを加工しました。

 
耳のパーツもくっつけてこんな感じになりました。

実はメタルヒーローっぽいマスクを作りたかったんです。

 
目玉をつけるとシャドームーンみたいですね・・・・・


おもったよりも簡単にカッコよく出来たので自分でもびっくりしました。

遊び半分で始めたことだし、調子がよかっただけなのかもしれません。


今度はいつになるかわかりませんが、
形だけでなく仕上げをどの程度まで出来るか、
また実験的製作をやってみたいとおもいます。

実はやる事がたくさんでかなり忙しいです。

今回のマスク製作はストレス発散の意味もすこしありました。

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型は完成。あと動画紹介です。


マスクの型は完成して現在複製をしています。

ただKE-12ですが、なかなか使いなれていない材料のため
完全な段取りをとったにもかかわらず、
素材の性質を私が完全に理解してないかったためか
いささか不満に残る仕上がりになってしまいました。
ただとても勉強になりました。

それと動画の紹介です。


過去、2007年に「マリンバ」というクリーチャーのプロップを製作しましたが
その「マリンバ」本編の動画をYoutubeで視聴することができます。
こちらです。是非!!
http://www.youtube.com/watch?v=wTeuzXFtWgQ
昨日のダッシュで仕上げたマスクです。


今日、「映像と美術で遊ぶ会」だったんです。

みんなの製作に対するイメージが沸かないとまずいなぁ・・・・
と思って昨日夜遅くまでかかってマスク完成(?)させました。
マスクの型取りやっています。

 

表面のシリコン2層目をかけて、補強の型は2つにわけて
片方づつ型取りしていきます。

すごくめんどくさいですが、これはさけられません。

 
表面がおわって今度は裏面も同じように型取っていきます。

ただ、こちらは抜くとき形に無理が無いので補強の型は
2つ割りにはしません。

FRPとシリコンは硬化剤を入れた瞬間から時間との激しい戦いです。
途中で休んだりできないので、その段階の作業の区切りまでは
疲れていても一気に押し切って作業します。
型取り開始です。


型取りの準備をします。
2つ一度にやります。

 
隙間は粘土でうめてシリコンが流れ出さないようにフチには土台を作りました。


型取りにはKE-12というシリコンを使います。

変なはなしですが、造型屋さんになってから、もうかなりの年月が経ちますが、
不思議なことにその間、このシリコンは一度もつかっていません。
(一回くらいは使っているかもしれませんが思い出せません)

造型の仕事をするまえに操演の仕事をしていましたが使い方を覚えたのはそのときでしたね。

教えてくれたのも操演をやっている人で、作り物もうまかったのですが
火薬屋さんとして映像業界では名がしられていた関山さんという人でした。

あの時、関山さんがやり方を伝授してくれなかったら、このシリコンの性質や
他の溶剤との相性など、いまだに細かい事は知らないままだったと思います。
本当に感謝しないと。


シリコンの一層目をかけました。
昔教えてもらったときは硬化に必要な分量の数倍の硬化剤をつかっていたのを
はっきりと覚えています。(硬化を速めるためです)

規定の分量しかないのでマニュアルどおりの分量で使わざるをえませんが、
こんなことなら硬化剤だけ別に沢山買っておくべきでした・・・・・

プロフィール

HN:
内田伊久
性別:
男性
P R